本サイトはアフィリエイト広告(A8.net/もしもアフィリエイト/アクセストレード等)を利用しています
GASで一斉メール送信300件までの安全な書き方
📂 Gmail自動化

GASで一斉メール送信300件までの安全な書き方

📅 ⏱ 読了 約6分 ✍️ 凛

💡 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれる場合があります。

こんな悩みありませんか?

保護者会の連絡網、地域のサークル、副業クライアントへの月次レポート……「同じ文面を大勢に送る」シーン、意外と多いですよね。

一人ずつToに入れて送ると、誤ってCc/Bccがバレたり、宛名だけ差し替え忘れて別の人の名前で送ってしまったり。凛も学校の連絡係を任されたときに、宛名ミスで冷や汗をかいた経験があります。

そこで今回は、GASでスプレッドシートの宛先リストから300件までを安全に一斉送信する書き方を紹介します。「安全」がキーワード。急いで送るより、ちゃんと届く方が大事です。

全体像:やることは3ブロックだけ

今回のスクリプトは、大きく次の3ブロックで構成します。

  1. リスト読込:スプレッドシートから「メールアドレス・宛名・個別メッセージ」を取得
  2. 送信ループ:1件ずつGmailAppで送信、差し込み文言を組み立てる
  3. 送信ログ記録:送信済みフラグと送信日時をシートに書き戻す

ポイントは1件ずつループで送ること。一斉送信と聞くとBccに全員入れる方法を思い浮かべがちですが、宛名を差し込みたいなら1件ずつが基本。件数が多いほど「個別送信」の体裁が信頼にもつながります。

ポイント3つ

ポイント1:Gmailの送信上限を意識する

Google Apps ScriptでのGmail送信には、1日あたりの上限があります(無料アカウントで100通、Google Workspaceで1500通が一般的な目安。仕様は公式で随時確認を)。

上限を超えると後続の送信がエラーで止まるので、1日の送信数を事前にチェックする書き方を覚えておくと安心です。

function checkQuota() {
  const remaining = MailApp.getRemainingDailyQuota();
  Logger.log('本日あと ' + remaining + ' 通送れます');
  return remaining;
}

300件を一気に送りたい場合は、Workspaceアカウントか、複数日に分けた分割送信を検討しましょう。凛は副業で大量配信が必要なときは、Workspaceを使っています。

ポイント2:宛名差し込みでテンプレートを使い回す

スプシのA列にメールアドレス、B列に宛名、C列に個別メモを入れておき、本文テンプレートに差し込む形がスマートです。

function sendBulkMail() {
  const sheet = SpreadsheetApp.getActive().getSheetByName('送信先');
  const rows = sheet.getDataRange().getValues();
  const subject = '【4月のお知らせ】保護者会のご案内';

  for (let i = 1; i < rows.length; i++) {
    const [email, name, memo, sent] = rows[i];
    if (sent === '済') continue; // 送信済みはスキップ

    const body = `${name} 様\n\n` +
                 `いつもお世話になっております。\n` +
                 `次回の保護者会についてご案内します。\n\n` +
                 `${memo}\n\n` +
                 `どうぞよろしくお願いいたします。`;

    GmailApp.sendEmail(email, subject, body);
    sheet.getRange(i + 1, 4).setValue('済');
    sheet.getRange(i + 1, 5).setValue(new Date());
    Utilities.sleep(1000); // 1秒待ってから次へ
  }
}

Utilities.sleep()で1秒間隔を空けるのは、Gmail側の負荷対策。ミリ秒単位で指定できるので、件数と速度のバランスを見ながら調整してください。

ポイント3:送信ログを必ず残す

看護の記録と同じで、送った記録を残すのが安全運用の基本です。「送った/送ってない」が目で見えると、途中で止まっても再実行しやすい。

// 送信済みかを確認する列(D列)と送信日時(E列)を用意
if (sent === '済') continue;
// 送信後に記録
sheet.getRange(i + 1, 4).setValue('済');
sheet.getRange(i + 1, 5).setValue(new Date());

ログがあると、クレームや確認問い合わせにも「○月○日△時に送信済みです」と即答できます。信頼の土台になる部分なので、省略せずに残しましょう。

応用:HTMLメール+プレビュー送信

慣れてきたら、HTMLメールに挑戦してみるのもおすすめです。GmailApp.sendEmail()の第4引数でオプションを渡せます。

GmailApp.sendEmail(email, subject, '', {
  htmlBody: `<p>${name} 様</p><p>${memo}</p>`,
  name: '凛'
});

また、いきなり全員に送るのは怖いので、自分のアドレスにだけテスト送信する関数を別に用意しておくと安心。本番実行前に必ず1通プレビューを送る習慣をつけると、宛名ミスや文字化けを防げます。

まとめ

GASでの一斉メール送信は、送信上限を知る・宛名を差し込む・ログを残すの3点セットで安全性が大きく上がります。

300件規模でも、小分けに送りながらログを残せば、事故なく回せます。夜勤明けでもボタン1つで連絡網が完結する安心感、ぜひ味わってみてくださいね。

実運用に入る前に、必ず自分宛てのテスト送信から。焦らず、一通一通が誰かに届くメッセージだと思って。

関連記事


この記事を書いた人:凛

2児のママで現役ナース。夜勤明けの細切れ時間を副業GASに投じ、月5〜8万円の副収入を継続中。「看護師でもコードは書ける」を合言葉に、家事育児とプログラミングを両立する等身大の情報を発信しています。本記事のコードは静的検証済みです(構文・API仕様・ロジックを確認)。