副業タスクをGASで毎朝LINEに届ける仕組み
こんな悩みありませんか?
- 副業のやることリストをNotionやスプレッドシートに書いたのに、開かずに1日が終わる
- 夜勤明けでぼーっとしていて、「今日何からやるんだっけ…」から考え始めてしまう
- タスク管理アプリを増やすほど、管理そのものに疲れる
わかります。私もを送り出してコーヒー淹れた瞬間には、頭の中のTODOが蒸発しているタイプです。なので、自分が一番よく見るLINEに、毎朝「今日はこれやればいいよ」と流れてくる仕組みを作りました。
この記事では、スプレッドシートに書いた副業タスクを毎朝LINEに届けるGASの作り方を、最小構成でまとめます。
仕組みの全体像
必要なのは3つだけ。
- タスク一覧を置くスプレッドシート(A列:タスク、B列:期限、C列:優先度、D列:完了フラグ)
- LINEに送る用のトークン(LINE Notify または LINE Messaging API)
- 毎朝決まった時間に走る時間トリガーのGAS
動きは、「シートから未完了のタスクを読む → 期限が近い順に並べる → 今日やるぶんだけ切り出してLINEに送る」というシンプルなパイプライン。朝7時に届くようにしておけば、子どもを送り出したあとコーヒーを飲みながら1日が設計できます。
ちなみに2025年以降はLINE Notifyのサービス終了が話題になっているので、本記事ではMessaging API前提で書きますが、疑似コードとしてはどちらも似た形です。
ポイント3つ:実装のキモ
ポイント1:スプレッドシートの設計をシンプルに保つ
管理したくなくなる仕組みは続きません。列は最小限に絞ります。
| A列:タスク | B列:期限 | C列:優先度 | D列:完了 |
|---|---|---|---|
| 記事執筆(GAS記事) | 2026-04-22 | A | |
| 確定申告レシート整理 | 2026-04-25 | B | 済 |
完了にしたいときはD列に「済」を入れるだけ。チェックボックスでもOKです。これなら夜勤明けの脳でも操作できます。
ポイント2:タスクを抽出して整形する
読み込み→フィルタ→並べ替え→文字列化、を1関数にまとめておきます。
function buildTodayMessage() {
const sheet = SpreadsheetApp.getActive().getSheetByName('tasks');
const rows = sheet.getDataRange().getValues().slice(1); // 見出し除外
const today = new Date();
const items = rows
.filter(r => r[0] && !r[3]) // タスク有り・未完了
.map(r => ({
task: r[0],
due: r[1] ? new Date(r[1]) : null,
priority: r[2] || 'C'
}))
.sort((a, b) => {
// 優先度A→B→C、期限が近い順
if (a.priority !== b.priority) return a.priority.localeCompare(b.priority);
return (a.due || today) - (b.due || today);
})
.slice(0, 5); // 朝は5件まで
const lines = items.map((it, i) => {
const due = it.due ? Utilities.formatDate(it.due, 'JST', 'MM/dd') : '未設定';
return `${i+1}. [${it.priority}] ${it.task}(〆${due})`;
});
return `おはよう!今日の副業タスクは${items.length}件だよ\n\n` + lines.join('\n');
}
「5件まで」にしているのは、欲張ると結局やらないから。朝のLINEはメニュー表くらいの軽さがちょうどいいです。
ポイント3:LINEに送る
Messaging APIの場合、発行済みアクセストークンと送信先ユーザーIDをスクリプトプロパティに入れておきます。
function sendLine(message) {
const props = PropertiesService.getScriptProperties();
const token = props.getProperty('LINE_TOKEN');
const to = props.getProperty('LINE_TO_USER_ID');
UrlFetchApp.fetch('https://api.line.me/v2/bot/message/push', {
method: 'post',
headers: { 'Authorization': 'Bearer ' + token },
contentType: 'application/json',
payload: JSON.stringify({
to: to,
messages: [{ type: 'text', text: message }]
})
});
}
function dailyMorningTask() {
sendLine(buildTodayMessage());
}
dailyMorningTask に対して、時間主導型トリガーで「毎朝7時」を設定すれば完成。私は土日だけ8時にしたくて、曜日で時刻を分岐させる方法も試しましたが、2つのトリガーを作るほうが混乱しにくかったです。
応用:通知を「使える情報」にするコツ
作ってみるとわかるのですが、ただ送るだけでは数日で既読スルーになります。育てるポイントをいくつか紹介します。
- 締切がヤバいタスクを頭に絵文字やマークで強調する(優先度A+期限3日以内など)
- ダラダラ残っている古いタスクには「塩漬け日数」を添える(期限から何日過ぎたか)
- 前日完了したタスク数も一緒に送って「やったね」感を出す(続けたくなる仕掛け)
- 休息日には「今日は休もう」メッセージに切り替える(週6日目などで判定)
このあたりはスプレッドシート側のデータさえ整っていれば、関数を足していくだけで育てていけます。逆に、データ設計が雑だと何も応用できないので、最初の表レイアウトには少しだけ時間をかけるのがおすすめです。
私は「オフ会記録アプリ」や「記念日管理アプリ」でも同じように、GAS→LINE通知のレールを使い回しています。一度このパイプラインを通しておくと、他の仕組みにも流用できて、副業全体の運用コストが一気に下がります。
まとめ
- 副業タスクを毎朝LINEに届けるだけで、夜勤明けでも迷わない1日が始まる
- スプレッドシートの列は最小限、通知は上位5件まで、を守ると長続きする
- 1本パイプを作れば、他の自動化にも使い回せる
タスク管理アプリを乗り換えるより、使い慣れたLINEに情報が来るほうがずっと強いです。まずは「未完了上位5件を朝送るだけ」から始めてみてください。
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この記事を書いた人:凛
2児のママで現役ナース。夜勤明けの細切れ時間を副業GASに投じ、月5〜8万円の副収入を継続中。「看護師でもコードは書ける」を合言葉に、家事育児とプログラミングを両立する等身大の情報を発信しています。本記事のコードは静的検証済みです(構文・API仕様・ロジックを確認)。