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GAS関数の書き方7例とreturn徹底解説|アロー関数・早期リターン・複数戻り値まで
📂 GAS入門

GAS関数の書き方7例とreturn徹底解説|アロー関数・早期リターン・複数戻り値まで

📅 ⏱ 読了 約9分 ✍️ 凛

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こんにちは、凛です。夜勤明けの朝にコーヒー片手にGASを書いている看護師×副業Webエンジニアです。今日は「GAS関数の書き方」について、7つの具体パターンとreturnの役割を、焦らずじっくりお話しますね。「GAS 関数 書き方」で検索してここに来た方が、読み終わった直後にすぐコードに戻れるレベルで書いています。

こんな悩みありませんか?

  • functionって書くけど、そもそもこれって何者?」
  • returnって書く時と書かない時があるけど、明確なルールがわからない」
  • 「アロー関数と普通の関数、どっちで書けばいいのかわからない」
  • 「1つの関数から複数の値を返したいけど、やり方がわからない」

私も最初はfunction myFunction()の中に200行くらいベタ書きしていました。でも勤怠集計スクリプトが500行を超えたあたりで「これは関数を分けないと本当に死ぬ」と悟り、関数の書き方を勉強し直したんですよね。関数を使いこなせると、コードの見通しが劇的に良くなります

GAS関数の全体像:関数は「小さな仕事の単位」

関数は、ある入力(引数)を受け取って何かを返す(または実行する)、小さな仕事の単位です。病棟で言うと「検温ルーチン」「与薬ルーチン」みたいに、決まった手順を名前でまとめたもの。

function 関数名(引数) {
  // 処理
  return 返す値; // 任意
}

GASではこの関数が、次の様々な場面で動きます。

  • トリガーから呼ばれる関数(時間主導・編集時・フォーム送信時)
  • スプレッドシートのカスタム関数(セルに=myFunc()と書くやつ)
  • カスタムメニューから呼ばれる関数
  • function同士が互いに呼び出し合う内部関数

「小さな関数を組み合わせて大きな仕組みを作る」という考え方は、GAS以外のプログラミングにも共通する基本です。

7つの書き方:コピペで覚える実用例

例1:引数なしの最小構成

トリガーから呼ばれる関数はこの形が多いです。

function sayHello() {
  console.log('こんにちは');
}

GASエディタの再生ボタンで実行すると、実行ログに「こんにちは」と出ます。

例2:引数1つ

引数は「この関数に渡す材料」です。材料を変えれば、関数を量産しなくても使い回せます。

function greet(name) {
  console.log('こんにちは、' + name + 'さん');
}

greet('佐藤'); // こんにちは、佐藤さん
greet('師長');       // こんにちは、師長さん

例3:returnで値を返す

returnは関数の「お返事」です。呼び出した側に結果を返します。

function addTax(price) {
  return Math.round(price * 1.1);
}

const total = addTax(1000); // total は 1100

returnを書かない関数はundefinedを返します。つまり「お返事なし」。画面表示やシート書き込みだけして結果を返さない関数も、立派な「副作用関数」としてアリです。

function writeLog(message) {
  console.log('[LOG] ' + message);
  // returnなし → undefinedが返る
}

例4:複数引数

引数はカンマ区切りで何個でも渡せます。

function multiply(a, b) {
  return a * b;
}

multiply(3, 4); // 12

ただし引数が5個を超えてくると、呼び出し側で順番を覚えきれなくなります。そんなときはオブジェクト1つにまとめて渡す方法が便利です(下で紹介)。

例5:デフォルト引数

省略された引数にデフォルト値を与えられます。

function greetWithTitle(name, title = 'さん') {
  return name + title + 'こんにちは';
}

greetWithTitle('佐藤');        // 佐藤さんこんにちは
greetWithTitle('院長', '先生');      // 院長先生こんにちは

デフォルト引数を知っているだけで、関数冒頭の if (title === undefined) title = 'さん'; が丸ごと要らなくなります。

例6:アロー関数(短く書く)

GASはV8ランタイムなのでアロー関数が使えます。短くて便利。

const double = (n) => n * 2;
const sum = (a, b) => a + b;

// 配列と組み合わせると真価を発揮
const prices = [100, 200, 300];
const withTax = prices.map((p) => Math.round(p * 1.1));

returnを省略できるのがアロー関数の強み。{ }で囲むと通常関数と同じくreturnが必要です。

const doubleVerbose = (n) => {
  const result = n * 2;
  return result; // ブロックで囲んだら return 必須
};

例7:オブジェクト引数(引数が多いとき)

引数が4つ5つになったら、オブジェクト1つにまとめるのが定石です。

function createEvent({ title, date, duration = 60, attendees = [] }) {
  // ...予定を作る処理
}

createEvent({
  title: '申し送り',
  date: new Date(),
  attendees: ['佐藤', '師長']
});

{ title, date, ... }分割代入で、呼び出し側は「名前付き引数」っぽく書けます。順番を気にしなくていいので、後から引数が増えても壊れにくいのが嬉しいポイント。

普通の関数とアロー関数の使い分け

迷ったらこの基準で選べばOKです。

シーン選ぶもの
トリガーから呼ばれる関数function宣言
スプシのカスタム関数 =myFunc()function宣言
メニューから呼ばれる関数function宣言
map/filterの中の補助関数アロー関数
短い計算・変換関数アロー関数

トップレベルの関数はfunction宣言が無難です。アロー関数で書くと、トリガーから呼び出せないケースや、thisの挙動が異なるケースがあるため。

returnにまつわる重要テクニック

早期リターンでネストを浅くする

エラー時や対象外データはすぐにリターンすると、コードが横に広がらずスッキリします。

function processRow(row) {
  if (!row || row.length === 0) return;      // 空行は処理しない
  if (row[2] === '無効') return;             // 無効データも処理しない
  // 本処理(ここはインデントが浅い)
}

「正常ルートだけをインデント最小で書く」のは読みやすいコードの王道です。

複数の値を返したいとき

関数は1つの値しか返せませんが、オブジェクトか配列にまとめれば実質複数返せます

function parseUser(row) {
  return {
    name: row[0],
    age: row[1],
    shift: row[2]
  };
}

const user = parseUser(['佐藤', 38, '夜勤']);
console.log(user.name); // 佐藤

呼び出し側で分割代入すると、さらに読みやすい。

const { name, shift } = parseUser(row);
console.log(`${name}さんのシフトは${shift}です`);

returnの後は実行されない

returnを書くとそこで関数が終わります。後ろに処理を書いても実行されません。

function test() {
  return 'A';
  console.log('ここは実行されない'); // デッドコード
}

デバッグで「あれ、このログが出ない…」となったら、手前のreturnを疑いましょう。

よくあるエラーと解決法

SyntaxError: Unexpected token

関数定義の{ }( )の数が合っていないと出ます。エディタの左側にエラー行が出るので、対応する括弧をたどって修正します。

ReferenceError: 〇〇 is not defined

呼び出した関数名のタイプミス、もしくは関数が定義されていない。GASではファイルを跨いでも関数は呼び出せるので、関数名さえ合っていれば問題なく動きます。

関数から戻り値が来ない

returnを書き忘れているケースがほとんど。特にアロー関数で{ }を使った瞬間にreturn必須になることをお忘れなく。

まとめ

  • 関数は「小さな仕事の単位」。引数で材料を受け、returnで結果を返す
  • returnを書かない関数はundefinedを返す。副作用だけの関数もアリ
  • デフォルト引数でifが減り、早期リターンでネストが浅くなる
  • 引数が多いときはオブジェクト引数+分割代入
  • トップレベルはfunction宣言、補助はアロー関数、で迷わない
  • 複数戻り値はオブジェクトか配列にまとめる

関数を適切に分けると、夜勤明けの頭でも「ここが何をしているか」が一目でわかります。料理でおかずを小分けにすると詰めやすいのと同じ理屈ですね。

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この記事を書いた人:凛

2児のママで現役ナース。夜勤明けの細切れ時間を副業GASに投じ、月5〜8万円の副収入を継続中。「看護師でもコードは書ける」を合言葉に、家事育児とプログラミングを両立する等身大の情報を発信しています。本記事のコードは静的検証済みです(構文・API仕様・ロジックを確認)。